帯広市の老舗温泉施設、水光園（東一○南五、米谷雄吉社長）が全面改築を終えて十二日、オープンした。入浴客が行列をつくり、初日からにぎわった。
新しい温泉施設は延べ床面積九百六十平方メートル。このうち浴場部分は約七百平方メートル。男女それぞれ内風呂四つ、サウナ二つを備えた。露天風呂も二つ新しく設置。車いすでも入浴できるスロープを取り付けた。
休憩所は約四十人収容でき、別に約三十平方メートルの「うたた寝の間」があり、入浴客がのんびり休めるスペースを確保した。総工費は約三億円。入浴料は大人三百九十円の銭湯料金で変わらない。
江川正之専務は「今後も市民に愛される温泉として営業したい」と話している。オープン記念として二十二日までに回数券（十一回分で三千九百円）を購入した人の中から一人にテレビゲーム機をプレゼントする。営業時間は午前十一時から午後十一時で元日以外は無休。（森麻子）
北海道新聞 - 2006年12月12日
テレビゲーム機をオープン記念プレゼント！露天風呂設置 水光園、 帯広
